2009年、
リシャールミルスーパーコピー東京国立博物館表慶館で開催された特別展『「Story of …」カルティエ クリエイション~めぐり逢う美の記憶~』を覚えているだろうか?
日仏交流150周年を記念して、カルティエが所有する1,300点のアーカイヴピースを中心に約250点を展示したこの展覧会は、人々の記憶にアプローチする吉岡による展示はもとより、ジャン・コクトーがカルティエに残した言葉にインスパイアされてデザインしたというパフュームボトルも素晴らしく、多方面から絶賛された。
その吉岡が、再びカルティエの展覧会を手がけることに。それが、カルティエの時計作りの起源から今日までのコレクションのなかからこれまで最多の数を一般公開、カルティエの創造性に触れる機会とする特別展『Cartier Time Art』である。
この展覧会では1874年に作られたイエローゴールド、ピンクゴールド、エナメル、パールをあしらった懐中時計にはじまる158点のクラシカルコレクションに加え、カルティエの現在と未来を象徴するニオブチタン製のコンセプトウォッチ「Cartier ID One」を含む17点のモダンピースも展示される。
展覧会では、長い歴史の伝統と未来に対する前衛的な発想という、一見相対するような要素を見事に融合させ、カルティエらしい美しさを表現しているという。メカニクスの内側が飛び出すような3D映像がフィーチャーされているのにも注目だ。そこで表現されているのは、デザインチームから職人まで、カルティエの時計作りに息づく精神。
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